HOME > What's new > 札幌医科大学校説明会

What's new

札幌医科大学校説明会

 後期がスタートして3日目の10月5日、本校では、札幌医科大学から次の2名の講師をお招きし、全学年の希望生徒を対象に、学校説明会ならびに模擬授業を実施しました。


 〔講師〕 保健医療学部看護学科看護学第一講座准教授  佐藤 公美子 先生
       同 理学療法学科理学療法学第一講座助教  佐々木 健史 先生


 看護コースは、4階視聴覚教室で25名の希望生徒を対象に行われました。模擬授業として「看護の歴史」と題してスライドを交えながら、ナイチンゲールの時代の看護から、日本が現在のアメリカ式の看護形態を取り入れるまでを、短時間ながらわかりやすくお話くださいました。初めて見る昔の病室やナイチンゲールの理念に触れ、参加生徒たちは、看護の道への希望を新たにしたのではないかと思います。また、学校説明としては、制度が変わり、従来全員が得られていた「保健師」の受験資格は、選択性になったことが強調されていました。北大では、この受験資格は更に2年大学院に行かなければ取れないそうです。最後に1・2年生の参加者は、今度もっと良く学校や入試のことについて調べ、勉強をしっかりしましょうと励ましの言葉をいただきました。


 同じく、理学療法・作業療法コースは、4階英語社会科教室で21名の希望生徒を対象に行われました。学校説明では、理学療法学科と作業療法学科の共通点と相違点を中心に説明してくださいました。生徒が一番聞きたかったことのようで、終了後のアンケートでも「違いがよくわかりました」という記述が多くありました。模擬授業では、佐々木先生のご専門である脳疾患の患者に対するリハビリテーションについて、短い時間ながら熱い授業が展開されました。理学療法は足だけ、作業療法は手だけ、詳しく学べばよいというのは大きな誤解であり、全身を学んだ上で専門性を磨くのだということ。中でも脳を学ぶことは人間を理解する意味で重要だということが、豊富なスライドに乗せて語られ、生徒たちは学問の奥深さを肌で感じたのではないかと思います。
札医大学校説明会 札医大学校説明会
  • What's new