ジョイント・セミナー
12月9日 13:20〜15:10 道内外12の大学から先生方をお招きし、12講座の講師として、2年生を対象にジョイント・セミナー(大学による出前授業)が開催されました。 |
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講師名 | テーマ | |
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小田 研 | 超伝導と先端科学技術 | |
戸田 弘二 | コミュニケーションの心理学 | |
加藤 敬太 | 経営学と企業経営 | |
石田 勝也 | サウンド&ビジュアル 音と映像の相関関係性を見つける | |
花田 光彦 | 知覚を研究することの意義 | |
岸本 弘立 | 核融合エネルギー | |
長谷川 博亮 | 思春期・青年期とこころの揺らぎ〜メンタルヘルスケアについて考えてみよう。 | |
福澤 雅志 | モデル生物「細胞性粘菌」の生物学 | |
戸室 健作 | 日本の雇用制度の変化について | |
吉田 敏雄 | 少年犯罪 | |
高野 照司 | 外国語習得を”科学”する | |
重森 臣広 | 政策科学を学ぶ、未来社会を創る | |
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2004年から始まったこの出前授業は、大学の授業を実際に体験することにより、生徒達の進路志望決定のきっかけとすると共に、進路目標実現への意欲喚起、受験勉強への動機づけを図ることを目的とし、例年この時期に行っているものです。 今年度は、北海道大学を始めとして道内、東北の9つの国公立大学、道内と関西の3つの私立大学から講師を招いて、12講座で開催。生徒達は自分の興味関心、進路希望を踏まえて2講座を選択し、5時間目、6時間目に受講しました。 |
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本校の卒業生でもある北海道大学大学院理学研究科物理学専攻高圧物理研究室小田研教授は、リニアモーターカーの模型を使い、液体窒素を用いて超伝導を発生させ、その仕組みと理論、実用性などを講義。受講した生徒は「実験が非常に楽しかった。内容もわかりやすく、機会があれば是非また受けてみたい。」と興味を示しました。 |
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また、同じく卒業生の立命館大学政策科学科重森臣広教授は、「政策科学は比較的新しい学問領域であり、時代の転換期である現代社会においては、創造的知性を求められるため、必要な学問分野である。」と説明。大学でどのように、何のために、何を学ぶのかということを講義されました。生徒の一人は「政策科学という言葉を始めて認識した。しかし、とても面白そうな学問領域で、もう少し深く勉強したいという気持ちになった。」と感想を述べました。 |
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他の講義においても、各講師が自分の専門領域をパワーポイント等を使い講義を展開。生徒達も高校の通常の授業とは違う内容に興味深く受講し、熱心にノートを取る姿が見受けられました。 進路指導部長の長谷川毅教諭は、「大学の講義を聴くことは、自分のモチベーションを高める良い機会になると思う。これを一つのきっかけとして、自らの志望に向けて積極的に勉強し、来年度の合格を果たして欲しい。」と生徒達に期待を寄せました。 |
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