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平成22年度 「OB・保護者による進路講演会」開催される

 生徒の進路意識の啓発と進路選択の支援を目的にと始まった講演会も今年で5年目を迎えました。本校のOBと保護者の中から、様々な仕事に従事している方々に講演をしていただき、生徒達のキャリア教育につなげています。
 今年度は6月20日(木)、次の4名の保護者の方々にご協力を頂き実施されました。
 @ 介護老人保健施設 ケアライフ王子 医療ソーシャルワーカー 渡辺公明 さん
 A 苫小牧民報社 編集局 社会部兼スポーツ部 部長 下川原毅 さん
 B 有限会社 苫小牧広告美術社 代表取締役 福井洋幸 さん
 C 苫小牧東病院 リハビリテーション科言語聴覚療法室 言語聴覚士 山越高宏 さん
 渡辺さんは、医療ソーシャルワーカーは患者さんの社会生活復帰に関する幅広いケアが求められる、大変だがやりがいのある職業であること、医者・看護師・理学療法士等々多くのスタッフとの連携が重要なこと、自分の専門性を生かして誠実に取り組もうとしていること等を話されました。生徒達に対しても、あたたかい励ましのメッセージを送っていただきました。


OB・保護者による進路講演会  下川原さんは新聞の歴史に触れると共に、新聞の製造過程をスクリーンに映しながら説明していただきました。過去の具体的な経験も披露しながら、新聞は時代の記録者であること、人々の知る権利を保障するジャーナリズムとしての使命・報道の魅力について熱く語られました。また、広い視野を持つことが大切だと話されました。
 東高のOBでもある福井さんは、ユーモアを交えながら、今の仕事に就くまでの道のりをご自分の高校時代の進路決定の時の話から具体的に話されました。会社のホームページを用いながら仕事の内容を説明され、デザイナーとしてお客様が納得できるものを作っていくことが大切であると話されました。また、文化を創り出す仕事であるという意識を持って取り組んでいる様子が伺えました。
 山越さんはパワーポイントを使い、言語聴覚士という仕事についてわかりやすく説明してくださいました。言語・聴覚・嚥下の機能回復に向けたリハビリについて話され、患者さんや家族の笑顔や感謝がやりがいであるとのことでした。また言語聴覚士に限らず、理学療法・作業療法など医療分野に興味関心がある人に対しては、見学や説明などで協力することも可能であるとおっしゃっていただきました。
 最後にお礼の言葉として、生徒を代表し出口大成くん(2年2組)が「仕事に対する考えの甘さを再認識する機会となりました。これからの進路決定に役立てたいです」と述べました。
OB・保護者による進路講演会
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