HOME > What's new > 憲法講話

What's new

憲法講話

 平成22年5月6日(火)5・6校時、生徒会執行部主催の憲法講話が開かれました。今回は、”北海道ダルク(DARC)”から宿輪先生にお越しいただき、薬物についてお話しいただきました。

 ”北海道ダルク”とは、薬物中毒になってしまった方々が支え合い、リハビリを行う施設です。そして、宿輪先生も薬物中毒の方なのです。長い間、薬物を使っていないものの一度薬物に手を出してしまったら薬物中毒になってしまうのです。
 宿輪先生は、ご自身の”これまで”をお話してくれました。ご家庭が複雑で、大人しいお子さんだったそうです。しかし、ある時世間一般が言う”不良”に憧れ、酒・タバコ、そして時々シンナー遊びをしてしまったそうです。中学を卒業し、アルバイトをしていた先生は、友人に薬物をすすめられたそうです。最初は拒んでいたものの、のちのち誘いにのり、やってしまったそうです。薬物を使い続け、5回も刑務所に入ったとおっしゃっていました。

「薬物は、自身の人生を狂わせます。これまでの実績や人間関係も台無しです。もちろん身体も崩壊させます。」

憲法講話 憲法講話 憲法講話
 今回、宿輪先生のお話しを聞き、改めて薬物の恐ろしさを感じたと同時に、自身のメンタル面がとても大きな別かれ道だと心から思いました。”自分は大丈夫”誰もがそう思っているでしょうが、すすめられ続け、いつか使ってしまうというような可能性もなくはありません。いかに自身で状況を判断し正しい選択をするか。また、世間に流れる様々な薬物の情報の中には間違った情報もたくさんあるので、それを見極める力を身につけていかなくてはと思いました。
 心身ともに健康に、良い人生を送るため、絶対に薬物は使ってはいけないのです。
憲法講話 憲法講話 憲法講話
「麻薬を使って、辛かったことは何ですか。」「止め方も分からず、結局、すべてを失ってしまったことです。」
  • What's new